弟子の紹介
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弟子の紹介
久々にお弟子のご紹介でーす。
ニャー山
アタシはニャー山。
ハニャ丸(抱かれている子)の母です。
白地にグレーと薄茶のシマシマが斑点となり、おまけに鼻孔の両側が黒ずんでいて、まるで鼻クソつけたよう。
ダンボールに入れられてお寺の玄関に捨てられてしまいました。
ブスだからかなぁ・・・
だけど和尚さん「おみゃーさんは顔が笑ける。
お客さんにも愛想ええし」と可愛がってくれます。
ネコのくせに仲間は嫌いだけど、お客さんは大好き。だから一番人気です。エッヘン!
やっぱ「笑顔に勝る化粧なし」ってか!
でも和尚さん「鼻クソ山」って呼ぶのはやめてな、頼むし。
ハニャ丸
平成20年4月8日、この日は快晴、少し盛りを過ぎた境内の桜の下、お釈迦様のお誕生日をお祝いする花祭りをお勤めしました。
その後片付けの際、倒れてきた旗竿にあたり身重だったニャー山が瀕死の重傷(3、4日予断をゆるさなかった)を負い、そのショックで早産。
獣医さんの懸命の介護で命拾いしたのがこの子です。
当然未熟児。子猫用粉ミルク2gを6ccの水に溶き2時間ごとに哺乳びんで与え、今日は3g、今日は5gと体重が増えているのを確認すれば、ホッと胸をなでおろす日々・・・
数日後、母親のそばに置いてやると、自分からオッパイにすがりつき、まだ十分怪我の治りきってないニャー山もすかさず横になって乳をやるのを見たときは、思わずこちらも感動してウルウル・・・
生まれて半年、誕生からお世話になった動物病院の先生の所へ避妊に連れていくと「ごめんなさいッ、男の子でした」だって!
いやはや、声もハニャハニャして可愛いし、ルックスもご覧のとおり。
花柄首輪がよく似合う女の子とばかり思ってました。
今や4キロ半超の立派な美丈夫に成長しました。
やっぱり花祭りに生まれたのはお釈迦様の生まれ変わりかな?
おまけに外のゴロちゃん親子に割り込んで食い物を横取りする図々しさ。
なかなか見どころのあるヤツです。うちは和尚もネコもイケメンだぁ!
ゴロちゃん(右側)
飼い主の慾目か、ついついハニャ丸にピントがあってしまいましたが、隣でくつろいでるシマシマが半ノラのゴロちゃん(メス)。
まだ子どもだった平成19年の暮れ、境内に捨てられていました。
朝の勤経の時膝の上に座り。お経の節目ごとに「ニャンニャン」と呼びかけると「ニャー」と答える律儀なヤツです。
人もネコも生きていくのは大変です。
この子も今や2児の親。しかも3匹とも同じ柄。
子どもも大きくなったのでお揃いの首輪にしたところ、一瞬見分けがつかないことも。
ややこしい~!
ネズミにハト、果てはマムシまでゲットするつわもの親子です。
ワン子もニャン子も、動物飼ったら去勢・避妊いたしましょう。
そして無責任に捨てないで。
捨てられた方が迷惑しますし、何よりこの子達が可愛そうです。
飼い主に裏切られるかれらの心を考えてみてください。
「命預かる者」と自覚しましょう。
カイ
元は、住所不定職業子犬でした。
高速道路に向けて走る自動車の追っかけをしていました。
真っ黒けの顔で、真ん中に寄った小さなふたつの瞳が印象的なわんこでした。
狸かと思い、急停止しますと、猛スピードで駆け寄り運転席のドアに擦り寄ってきました。
ドアを開けると座席に飛び乗り、しっかり抱きついてきました。
幾度と降ろしましたが、すぐに抱きついて離れないので後部に座らせると崩れるように寝てしまい、そのまま寺に住みつきました。
無芸大食で、大きな“う○ち”が自慢。
動物病院の先生も「甲斐犬にちかいね。」とおっしゃいます。
甲斐犬なら、天然記念物!ネットオークションでは40万円!
絶対甲斐犬にちがいないと信じ込みたい私です。
チビタ
チビタと申します。
この長い耳で仏様やお作様の声を聞き、皆様にお伝えします。
メイ
メイと申します。
仏道に帰依し、日々修行の毎日でございます。
境内の草むしりが私の日々の修行でございます。
寺院名 | 大福寺 |
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所在地 | 〒799-0722 愛媛県四国中央市土居町北野580 |
TEL | 0896-74-3037 0896-74-3037 |
住職 | 牧山 單道 |
駐車場 | 有り(3台) |
アクセス | JR「関川駅」より徒歩18分 |